祖父母への入学祝いのお返し

入学祝いというのは、収入のない子供に対して贈られる物なのですから、基本的にお返しは必要ありません。
子供の方からお礼を言わせて、後ほど親が改めてお礼状を書くという程度でよいのです。
しかしいつもとても子供をかわいがってくれて、お世話になっている祖父母にはどうしてもお礼がしたいと両親も子供自身も思うことがあるかもしれませんね。
そういう場合は、ぜひともお礼をしてあげて下さい。
そうは言ってもお礼に何をすればよいのかわからないという人もいることでしょう。
そこでいくつか喜んでもらえそうな品物を参考までに紹介したいと思います。
祖父母にとっては、変にかしこまった高額な品物よりも子供の感謝の気持ちが詰まった心温まるような品物がよいでしょう。
たとえば子供の元気な姿を現した写真を贈るというのはどうでしょうか?
顔を会わせる機会の少ない遠方の祖父母であれば特に喜ばれると思います。
しかし写真だけではお礼としては、少し物足りない感じがすると思いますので、ちょっとお洒落なフォトフレームに入れると贈り物らしく感じられますし、見栄えも良いです。
最近、流行のアクリル樹脂で作られたフォトフレームはいかがでしょうか。
余計な飾りもついてなく、透明フレームなので写真も一層引き立ちます。
またこのフォトフレームを利用してフォトフレームクロックというユニークな商品も販売されているので、これも良いと思います。
これは、透明アクリル製フレーム時計で、写真や雑誌の切り抜きなどを挟みこんで手軽にオリジナル時計が作れる商品です。
時計を見るたびにかわいい子供の姿が見られるので、祖父母もきっと大喜びされることと思います。
入学祝いという本来の意味から考えると、お礼は本当に気持ちだけでよいのです。
最近は「気持ちだけ・・・」というと高価な物ではない、手ごろな値段のちょっとした品物という意味のようにとらえているようです。
しかし「気持ちだけ」というのは、言葉どおり本当に気持ち、真心、誠意だけでいいのです。
なので、それでも何か品物を贈りたいと思うのでしたら、写真など心温まるような、そして本人とご両親の気持ちが十分に詰まった贈り物を選ぶといいと思います。
金額で勝負ではなく、中身あるいはアイディアで勝負なのです!!

伯父(叔父)、伯母(叔母)への入学祝いのお返し

伯父(叔父)、伯母(叔母)への入学祝いのお返しは、両親にとってはどうしようかとても考えてしまう問題なのではないでしょうか?
特に子供のお母さん(奥様)には、頭の痛い問題だと思います。
自分の兄弟姉妹への入学祝のお返しであれば、そんなに深刻に考える必要もありませんが、義理の兄弟姉妹となると本当の身内のようによっぽど親しい間柄でもなければ、軽く考えることなどできないことでしょう。
いくら入学祝いのお返しは本来はする必要がなく、子供からのお礼の言葉と両親の方からのお礼状くらいでよいとは言ってもやはり、双方でお返しはしないという取り決めや親族間での慣習でもない限り、全く何もしないというわけにはいきませんよね。
しかしどういった物を贈ればよいのかわからないと悩んでいる人も多いことでしょうから、入学祝いのお返しをする必要がある場合、どういった品物が良いか、あるいは喜ばれるのは参考まで紹介したいと思います。
入学祝いのお返しは、相場は「半返し」が一般的といわれていますが、あまりこだわらずに頂いたお祝いの半額〜3分の1くらいの金額に相当するものを贈るとよいでしょう。
品物を選んで贈るのも良いですが、最近はカタログギフトが人気があるようです。
カタログギフトだと相手が自分で好きなものを選ぶことができますし、どういった物が好みかわからずに不必要な物を贈ってしまって、後でお互いに嫌な思いをする必要もありません。
カタログギフトにも金額によってランクがありますので、入学祝いを頂いた額、あるいはお互いの関係などを考慮にいれて選ぶようにしましょう。
色々なことを打ち明けられるような親しい間柄であれば、何が欲しいか直接尋ねてみるのが一番無難だと思います。
カタログギフトにも雑貨全般が掲載されているカタログだけでなく、今は一つの物をテーマにしたカタログなどおもしろいカタログギフトが出ています。
相手の欲しいもの、趣味や好みにあわせてカタログを選ぶと良いでしょう。
例えば人気の高いグルメ商品のカタログ、器のカタログ、生花やアートフラワーのカタログ、温泉・酒などのカタログ、DVDやCDや本などエンターテイメントをテーマにしたカタログなどです。
どれを選ぶにしても、入学祝いのお返しは感謝の気持ちを込めて、相手の身になって相手が喜ぶような贈り物を選ぶようにしましょう。

ご近所さん、親しい友人への入学祝いのお返し

会社の上司や親族以外にも、ご近所さんや親しい友人からも入学祝いをもらうこともあると思います。
基本的には入学祝に対しては、お返しは必要ありません。
そうは言ってもやはり、もらいっぱなしなのも失礼にあたるので、子供から直接、あるいは電話や手紙などでお礼の言葉を伝えるようにし、その後に改めて親からもお礼状を書くようにしましょう。
お礼の気持ちだけでなく、日頃お世話になっている感謝の気持ちもこめてもう少し何か付け加えて贈り物をしたいと思う場合や言葉や文書だけでは、ちょっと体裁が悪いと思う場合は、何か形ある贈り物をしてあげるとよいでしょう。
ご近所さんや友人だと、親族と違って、入学祝いの相場はそれほど高くはないので、お返しもそれなりで良いでしょう。
何を贈ったらよいか?ということですが、カタログギフトが最適で、一番てっとり早いですが、親族などと違って、それほどかしこまった贈り物をする必要はないと思います。
相手に入学祝いを贈ったことを「かえって気を使わせたかしら?」と思わせるのもなんですので、普段あげているような物でも全然構いませんし、気軽に受け取ってもらえるような物を贈りましょう。
家にたくさんあった果物や野菜、手作りお菓子、手作り料理(お惣菜、漬物など)などを贈るのはどうでしょうか。
いつもあげている物かもしれませんが、何も贈らないよりかは絶対に良いかと思います。
「自家製なので美味しいかどうかわかりませんが・・・」とか「とても美味しくて、我が家でも好評だったので、お試しにと思って・・・」とか「たくさん作ったので・・・」とか「たくさんもらったのでおすそ分けですが・・・」とかなどといった言葉をつけて贈ればきっと、相手側も受け取りやすいでしょうし、遠慮なく気持ちよく受け取ることができると思います。
親しい友人ならば、特にこういった贈り物を大変喜ばれると思います。
ご近所さんにしても、こういう心のこもった贈り物のほうがもらって嬉しいし、今後も温かいおつきあいをしていきたいと改めて思ってくれることでしょう。
いくら高価な贈り物をしても気持ちが込められていなければ、受け取る側もあまり嬉しくないでしょう。
手作りの物や、美味しいものを見つけることなど自分の得意分野を生かしたお返しもあるということも覚えておくと、今後は悩まずにすむでしょう。

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